2025.06.23
『第44回 横浜開港祭』
毎年約50万人以上の来場者が訪れ、日本有数の規模と人気を誇る横浜発の市民祭『第44回横浜開港祭』が、5月31日(土)・6月1日(日)・2日(月)に臨港パークを中心に開催。この一大イベントでクリオシティは今年も、“チビッ子ミニ駅伝”の運営で携わりました。
1981年に『国際デー プレ横浜どんたく』として開催され、1995年から現在の名称となった『横浜開港祭』は今年で44回目。クリオシティとしては、『第33回横浜開港祭』で代表の柳川が“チビッ子ミニ駅伝”を企画・運営したのが、同イベントとの関わりの最初です。
“チビッ子ミニ駅伝”とは市内の小学生を対象に、合計100組のチビっ子ランナーたちがタスキを繋ぐ駅伝大会。今年も臨港パーク内の特設コースに小学生たちが大集合しました。
「2014年に“チビッ子ミニ駅伝”をスタートさせたときに、当時の副理事長が、『小学生のころに開港祭の駅伝に出た』という思い出を話してくれました。過去の記録を調べると、確かに第2回の『横浜どんたく』というお祭りの中で、チビッ子ミニ駅伝が行われたそうです。
それは1983年のことで、ちょうど『横浜国際女子駅伝』(のちの『横浜国際女子マラソン』)が始まった年。その流れもあって『横浜どんたく』で小学生向けに短い駅伝を開いたとのことで、そのときにたまたま出場していたのが、当時は小学生だった副理事長でした。
しかし、1983年の実行委員会の先輩方に当時の様子を伺ったところ、『強い想いがあって開いたわけではなかったので、1回だけで終わってしまった』とのことでした。それならば、そのことを踏まえて2014年の『第33回横浜開港祭』で『第2回として復活させませんか』と提案したところ、『我々には構わず、第1回として開いてください』と仰っていただき、せめて名前だけでも引き継ごうということで“チビッ子ミニ駅伝”が復活し、今日に至ります。
選手が300〜400人、観客を合わせると1000人近くが、この駅伝で盛り上がってくれます。10年も経つと、箱根駅伝に出場するような子がいるかもしれません。そんな大舞台に立つ選手が、『駅伝に初めて出会ったのは横浜開港祭』なんて話が出たら感慨深いですね」(柳川)
クリオシティは社会貢献の意識を持って日々の業務を行っていますが、『横浜開港祭』のような市民祭に取り組むことは、改めて地域社会の一員であることを気付かせてくれます。
クリオシティは今後も、社会や人々の役に立つ活動に取り組んで参ります。
写真:工藤 葵