2025.12.15
BFF 東京 & 横浜
11月20日(木)から11月30日(日)にかけて、東京・横浜・大阪・尾道で、映画×自転車の祭典 『BICYCLE FILM FESTIVAL(バイシクルフィルムフェスティバル/BFF)』 が開催!
クリオシティ代表の柳川は、フリーペーパー&Webマガジン「cycle」編集長の杉谷紗香さんとBFF JAPANの共同代表を務め、クリオシティに所属するサンテやラスカルは主催メンバー、そのほかのメッセンジャーたちもBFF横浜の実行委員として運営に携わりました。

BFFは2001年にニューヨークで誕生し、100都市以上を巡回しながら延べ100万人以上を動員している国際的なフェスティバル。同イベントでは、公募期間中に世界中のフィルムメーカーから寄せられる数百本の中短編映画の中から、厳選された作品を上映します。
遡るとBFFの日本初上陸は2005年で、柳川が初代コーディネーターを担当し、複数年にわたって東京で開催。しばらく開催されない期間が空いたものの(2022年のBFF東京はオンライン開催)、2024年には2015年以来のリアル上映会を初の尾道で開催しました。


そして2025年はBFF創立25周年であり、日本初上陸から20周年という節目を迎え、アニバーサリーイヤーを祝うツアーとして『BFF JAPAN TOUR 2025』の開催が決定。そのスタートを飾った舞台が〈東京〉で、11月20日(木)と21日(金)の2日間にわたって開催されました。
まず東京開催の初日は、池尻大橋にある複合施設・HOME WORK VILLAGEでの前夜祭。過去のBFFやサイクリストの思い出写真を貼った“BFFと自転車の壁”によって彩られた会場で、来日したBFF創始者のブレント・バーバーによるプレゼンテーションが行われました。

翌日は代々木上原のOPRCTで、2度の上映会を実施(Program A と Program Bを各1回ずつ 上映)。久しぶりの開催、さらに平日の夕方〜夜の上映にも関わらず、初回のProgram Aは椅子が足りなくなるほどの満員に。今回のイベントをきっかけに、来場者が久しぶりの再会を果たす様子も数多く見られ、BFFというコンテンツが持つ魅力を再確認しました。

〈撮影協力〉 BFF東京 : Sabu(BLUE LUG)
続いてジャパンツアーの舞台となったのは、初開催の〈横浜〉。11月22日(土)と23日(日)の2日間で開催され、イベント当日はクリオシティのメンバーが数多く運営に携わりました。
映画上映のスクリーンは、横浜・若葉町にある老舗映画館・シネマジャック&ベティ。2日間にわたって、計4回の上映を行いました(Program C と Program Dを各2回ずつ上映)。
★ BFF Yokohama ショート動画 (提供:BLUE LUG・Sabu)















横浜では、日本のフィルムメーカーによる2作品が上映。BLUE LUGの Shinya Kitaguchi 監督がメカニックの姿に迫った“The Hands of the Mechanics”と、元クリオシティの Ryota “Papas” Takemoto 監督がメッセンジャーの世界大会&フェスティバル『CMWC 2023 Yokohama』を追ったドキュメンタリー“NEW STANDARD”は大きな注目を浴びました。



さらに期間中は上映に加えて、サンテや元クリオシティの次長など『CMWC 2023 Yokohama』のオーガナイズメンバーを中心に、サイドイベントも盛りだくさんの内容で実施しました。

■ BFF 2025 Yokohama サイクルガイドツアー
~街区が溶け合い変化するまちを巡る~ Presented by Brompton
およそ350年の時をかけて変容し続けてきた港町「ヨコハマ」で、臨海エリアでは感じられない埋立地ならではの地形やスケールを体感しながら歴史を学べるルートをライドしました。

■ BFF Yokohama “Marche” at 若葉町ウォーフ
〈出展〉BLUE LUG / BROTURES YOKOHAMA / CHROME / RUNWELL / MKS / KNOG
横浜上映会場の斜向かいに位置する旧市銀跡地の施設・若葉町ウォーフにて、2日間にわたってマルシェを開催。出展者にはBLUE LUG、BROTURES、CHROME、RUNWELL、MKS、KNOGという国内外で支持を集めるブランドが集結し、BFFの盛り上がりを高めていました。
またマルシェの会場内では、過去25年間にわたって開催されてきたBFFの歴史を感じるポスターやプログラムなどを壁面に掲示し、トールバイクの展示と合わせて展開しました。










■ BFF Kids Workshop ~デンマーク式じてんしゃゲーム ~
13年目を迎える「よこはま運河チャレンジ」の連動イベントとして参加し、日ノ出町キッチンゲート前で就学前の児童を対象に、自転車先進国であるデンマークサイクリスト連盟が開発した子ども向け自転車教育プログラム・デンマーク式じてんしゃゲームを実施しました。



■ BEER BIKE / BFF 横浜ツアー 特別コース
普段はみなとみらい地区を中心に走っているヨコハマ名物のビアバイクを、今回は日ノ出町界隈のBFF横浜に関連する会場を繋ぐ特別コースのツアーとして実施しました。


■ BFF Yokohama “Bikes Rock Lounge” at 似て非ん家
上映会場から徒歩でほど近い、普段はアートスペースとして市民に利用されている似て非ん家では、トークイベントやART EXHIBITION & WORKSHOPなどを開催しました。


トークセッション1 「BFF25周年の歴史と、NYの自転車と価値観の移り変わり」
〈登壇〉ブレント・バーバー(BFF創設者) / 佐久間裕美子(文筆家)/ MC:杉谷紗香
ニューヨーク在住でBFF創始者のブレント・バーバー氏とライター・アクティビストの佐久間裕美子氏が登壇し、BFFの歴史をプレイバック。和の内装空間とBFFが大事にする自転車文化の世界観が重なり合い、ユーモアを交えたトークが来場者の関心を引きつけました。
★ BFF Yokohama Brendt Yumiトークセッション ショート動画



トークセッション2 「カーゴバイクで広がる新しいライフスタイルと都市の未来」
〈登壇〉 ハリー・ユーデン & 古富武鹿(STREEK)/
田代勇輔(tokyo bike)/ 小泉瑛一(about your city)
ファシリテーターに小泉瑛一氏(about your city)を迎え、日本でカーゴバイクの商品開発を手掛けている2社からtokyobikeの田代勇輔氏と、STREEKのハリー・ユーデン氏と古富武鹿氏をゲストスピーカーとして招待。世界のカーゴバイク事情の紹介に加え、日本における発展の可能性や、国内メーカーならではの製品開発エピソードなどを意見交換しました。


■ ART EXHIBITION 〈ARTIST〉 UNCLE RINNE
バイシクルカルチャーアート・UNCLE RINNEの作品展示に加えて、往年のヴィンテージバイクフレームを展示。自転車文化の歴史と表現の多様性を伝える空間を構成しました。



■ WORK SHOP 〈ARTIST〉 はぎやまたかひろ a.k.a Boggy
メッセンジャーを経て現在はシルクスクリーンアーティストとして活動する、はぎやまたかひろ a.k.a Boggyのワークショップを実施。参加者が持参したTシャツやトートバッグなどのアイテムに、オリジナルデザインをその場でプリントする体験型企画として好評でした。


■ BFF YOKOHAMA 2025 “Bikes Rock Party”

1F:〈Supinroom Challenge〉
22日の夜は似て非ん家でアフターパーティーを実施。1Fでは競技系自転車対決ゲーム・Supin Room Challengeに、来場者や協賛の方々が参加して盛り上がりを見せました。



2F:〈DJ〉hashimotoshingo / dice / 骨折アームストロング / Aquech
〈LIVE〉Obscure Ghost / JIK People Jam
2Fは横浜ローカルやメッセンジャーのチルなDJや、Obscure GhostやJIK People Jam の実験的なライブなどで空間を演出。BFFらしいビーガンフードやノンアルドリンクなども用意され、参加した人々がイベントの感想や久々の再会を語り合う交流の場となりました。





■ Disaster Cargo bike Meet Up
22日の夕方から23日の朝にかけて会場をパシフィコ横浜に移し、カーゴバイクユーザーを対象に、災害時の地域レジリエンス(回復力)向上を目的としたオフグリッド移動・生活技術を参加者全員で実践・共有。筑波大学教授・原先生によるディザスター(防災想定)レースイベントの講義も行われるなど、国内のカーゴバイクの新たなアクションとなりました。
★ Disaster Cargo bike Meet Up ショート動画





初開催となった横浜でのBFFは、いずれの上映会も来場者数が80%を超えるなど、幅広い層の方々が来場。また、さまざまなサイドイベントも連動して開催することで、BFFの魅力である“音楽・アート・フードを融合した多面的なイベント”として表現することができました。


〈撮影協力〉 BFF横浜 : Sabu(BLUE LUG)、木村 昌史(Circles)、
露木 正行(rin project)、工藤 葵(横浜ファンカンパニー)、本山幸志郎